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レビューについて

現時点で、ふりーむ様のOtP体験版にてありがたいことに、

二件のレビューを頂きました。

その二名の方がここをご覧になられているかは分かりませんが、大変感謝しております。

初め、レビューを見たときに「うっ」マイナスのレビューだ・・・、と思い酷く落ち込みました。

プラスかマイナスかで言えば、それは確かにマイナスなレビューでした。

端的に言えば、

「とてもたのしかった!」というような内容のレビューであればプラスですし、

「ざんねんな点が多い」というような内容のレビューであればマイナスです。

そして、物づくりの作者は自分が優秀で無いことは分かっていつつも、

意識的・無意識的に「プラス」のレスポンスを求めていますから、私も当初、その限りで、

真逆のレスポンスがきたことに、表面的に、或いは直感的に、また単純に落ち込みました。

しかしながら、一度冷静に考察することにしました。

レビューというものに年齢制限をかけているわけではありませんから、

それを書く人の年齢は多岐に渡るという点。

その時点で、すべてがすべて理想のレビューではないと、改めて考えました。

私の思う【理想のレビュー】とは、プラスマイナスのことではありません。

理想のプラスのレビュー、理想のマイナスのレビュー、です。

理想のレビューとは、

・言葉遣いが正しいこと、指摘が具体性を持ち、かつ分かりやすいこと

・攻撃的でなく、不特定の見る人の事を考えられている文章

自分の中で勝手に理想のレビューがくることを願い、現実がそうでなかったら落ち込む、

というのは、勝手に期待し、勝手に期待を裏切られている。要するに私の自滅だと。

理想は勝手に私が押付けているイメージに過ぎず、現実は必ずしもその限りではない、

という当たり前のことを再認識し、本質を見ることにしました。

書き方や言葉遣いも大切ですが、ゲーム自体に対して最も大切なことは「指摘」にあります。

プレイして下さった方も、その上レビュー下さった方も、等しく、

自らの貴重で有限な時間の一部を消費してまでも、私のゲームについて言及して下さっている。

それを想えば、レビュー自体がありがたいことですよね。

さて、良い歳をして、精神的にまだまだ未熟な作者自身の戯言はこのくらいにしまして、

実際のレビューと、その指摘、また本質、その改善と対策などなどについて。

まず一件目のレビューについて

>>長編だからストーリーがゆっくり進むのは別に良いとして、何かと雑だと思いました 例えば、最初のイベントはいきなり何これという感じで始まって後からああそうなんだという感じで、ちょっとずつ理解してねというよりこうなんだから納得してよねという押しつけがましい話の進め方で、それはちょっとと思いました。 後、最初に入る廃校は真っ暗迷路のマップでたいまつ使ったら明るくなるよとか、暗闇と毒とか状態異常してくる敵が出てくるよとかいう説明が見た感じなく、町の人と話してもいまいちストーリを円滑に進める話が出てこないと感じました。 後、アインズは一歩間違えると妹を一人残して女と駆け落ちしてる風に見えるからもっと妹と話し合ってください。(原文ママ)

この三色に分けた部分について、説明を。

まず、第一の指摘に関してはレビュー主さんの個人的な主観の観点から、作者としては「わかりました!すぐストーリーを変更します」と単純にいくわけにはいきません。しかし、ご指摘頂いている冒頭の「何これ?」というスタートには理由があり、意図してのものです。その後の「押しつけがましい」という点は、皆様全員がそう思う、そう思わないというのは判断できず、主観の問題になりますので、これ以上の言及は避けたいと思います。

 追記「こうなんだから納得してよね」という点は具体性に欠けますので、具体的なご指摘がありましたら今一度再考します。

第二の指摘は、非常にありがたいご指摘になりました。確かにこの点は説明が無かったり、浅かったりし、確かに雑と言われても仕方がありません。よって、新たなNPCの配置、複数のNPCに新たな説明等の文章を追加し、対応しました

第三の指摘は、設定上想定はしておりません。アリサは聡明な妹、というキャラ設定でして、ストリーが進むことでそれはより顕著になります。なので体験版でアリサというキャラクターがまだよく分からないからこその指摘かと思います。また、ミリアは設定の中で、二年前に記憶を無くしてはいますが、それから二年間という時間をエリアルで過ごしており、アインズ家は隣家。アインズともアリサとも信頼関係は既に構築しており、物分りの良いアリサが、信頼しているミリアに対し、「駆け落ち」などとは絶対に思わないからです。そう思うのはむしろ、兄すら信頼していないのでは感じます。ミリアもアインズも信頼し、かつアインズは出稼ぎにいくのですから、養われているアリサとしては、寂しく思いながらも「がんばってね」と応援するしかないのです。

一件目のレビューにつきましては、以上三点が説明と対策になります。

特に第二のご指摘部分に関しては、次回のアップデートで修正されます

二件目のレビューはこちらです

>>作者さんがレビューの書き方を示しているのでそれに沿った形で良い点と悪い点を書きたいと思います。その後に感想を書かせていただきます。 良い点 ・要素は色々あるのは自分の好きな風に楽しめるんじゃないですかね。 悪い点 メッセージウィンドウの背景が緑色で眼がチカチカしてゲーム本編に集中できません

また緑背景に緑文字はマジで勘弁してください 体験版ですので今後改善されると思いますが全体的にバランス調整が微妙じゃないかと。あと世界観を売りにされていると思いますが個人的に没入感はありませんでした。今のところキャラに魅力を感じる部分はありませんでした。 大作を目指されているとのこなのでメッセージウィンドウの件が修正されることと今後の展開に期待しておきます。(原文ママ)

二件目のレビューにつきましても三点について説明を。

まず第一の指摘に関して、背景色と文字色の修正対応を今後行います

背景色は、目に優しい色と思い、敢えて「緑色」を選択したのですが、

少々蛍光の度合いが強い「緑色(エメラルドグリーン)」だったため、見づらさがあったのかもしれません。作者自身が主観的に「見づらい」と感じなかったため、盲点でした。

上の画像の「青色背景」では目がチカチカしないだろうと想定しております。

また、文字色に関しては、この全32色から見やすい色を今後用いていきます。

少なくとも、「同系色の青色文字」は、新規では使いません。

既に「水色文字」を使っていた点につきましては、該当箇所を探し、対応しますが、

どうしても「漏れ」が発生する可能性がありますので、「水色文字」をもし見かけた際はご報告下さい。

最後になりましたが、体験版の「緑背景」に対して「同系色の緑」は勘弁下さいとの点ですが、

作者の覚えている限りでは、「緑文字」を使った覚えは無く、使っている色は、「赤色文字」

「オレンジ文字」「水色文字」の三色だと思いますが、作者が忘れているだけで、もし「緑文字」を使っている文章があれば、是非具体的に再度ご指摘をお願いします。修正します。

長くなってきましたが、第二の指摘について

全体的にバランスが悪いという点ですが、こちらも具体性にかけ、その全体的が、何のバランスを指すかが作者には分からないのです。しかしながら、作者が最も大事にしているバランスとは戦闘のバランスです。仲間が強すぎず、弱すぎず、雑魚敵などがが強すぎて戦闘が著しくダレる

、などと言った点を最も意識しています。しかしこの点もプレイヤーの方の主観にも、よる点ですので客観的な戦闘バランスを常に考え、修正を加えています。

雑魚敵との戦闘が1ターンで終わるというのは、RPGとしては最悪です。

プレイヤーにとってどこまでも都合が良く、最も楽な作業ゲーだと思います。

雑魚敵との戦闘が5ターンも6ターンも続くようなRPGも最悪です。

プレイヤーにとってどこまでも都合が悪く、単純に物凄く面倒です。

私の理想のバランスとは、適正レベルだと、雑魚戦が2~3ターンで終わるバランスです。

適正レベルよりやや下だと、3~4ターンという想定で作っています。

バランスという言葉は非常に便利な言葉ですが、それのみでは非常に抽象的です。

必ず、「何のバランス」という主語をお願いします。そうでなければ、

「全体のバランスが悪い」と言われ、「そうか、全体のバランスが悪いか、よし、全体のバランスを直すか!」とはならず、具体的にどこをどのように修正する必要があるのか分かりかねます。

最後の第三の指摘について、ご指摘の点がイコールとして繋がらないと作者は思います。

世界観を売りにしている=キャラに魅力を感じるは、ノットイコールです。

或いは、これが作者の勘違いで、レビュー主さんのご感想が、

①世界観を売りにしているらしいけど、個人的に没入はしなかった

②キャラに魅力を感じない

の二点であれば、お許しください。ご感想ありがとうございます。

しかし前者の例の場合を想定して、最後の最後にご説明を。

私が売りにしている世界観とは、まず一番大きく言えば舞台が【異世界であるという事実】です。

そして、異種族が共存し、差別されることのない【異世界】という点です。

どの町も多種族がいると思います。そして現実では実際に見ることはできない、

モンスターや、場所、体験版にはありませんが幻想的なダンジョンや町も今後追加予定です。

そういった、どこまでも【異世界感】であること、を大切にしているのです。

敵が人ばかりであったり、機械ばかりであったりする作品ではありません。

どのダンジョン等も人工的で、現実的なものばかりの作品ではありません。

ここまで言えばお分かり頂けると思いますが、作者が売りにしている世界観とは、

そういった意味での幻想であり、異世界の舞台であり、世界なのです。

そして、暴力的な言動が主体のゲームではありません。

他作品には、暴力的な世界観、ホラーテイストな世界観、いろんな世界観があると思います。

繰り返しになりますが、私が売りにしている世界観は「異世界」です。

多種多様な種族に、氷のダンジョンや妖精の国があるような世界。

様々な魔法があったり、現実では不可能な特技があったり。

私はどこまでもこの世界観を愛していて、考えています。

一本の筋を通して作っているつもりです!

さて・・・ここまでお付き合い頂いた方はいらっしゃらないかもしれません。

いや、いらっしゃないでしょう。

でも自分なりの考えを記録として残しておくこともまた、大切なことだと思いますので、

ここまで2時間以上をかけて書き記しています。流石に疲れました。現在午前3時前。

少しでも、私の何かしらの想いが届けばいいなと思っています。

引用元:Freem! https://www.freem.ne.jp/review/game/win/16021 レビュー teko様 No.37845 - 2017-10-22 , ジン様 No.37891 - 2017-10-25


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